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  • BLOG2020.08.27
     

    以前お話したミネラルについての続きです。
    過剰摂取と欠乏症について書きます。

    ・カルシウム
    不足すると神経の興奮が高まり筋肉が地緩する。
    欠乏症は幼児のくる病、成人では骨軟化症、骨粗鬆症。
    過剰症は腎臓結石、軟組織石灰化症。

    ・リン
    通常不足しない。むしろ加工食品中の添加物、栄養補助食品、清涼飲料水などからの過剰摂取が問題。
    欠乏症は脱力感、筋力低下、溶血など。
    過剰症は血液中のリン濃度上昇、副甲状腺機能低下、副甲状腺ホルモン分泌低下など。

    ・マグネシウム
    欠乏すると血清中の中性脂肪やコレステロール濃度の上昇、低カルシウム血症、めまい、けいれん、筋無力症、抗うつ症など。
    過剰症は尿中に排出されるため起こらない。

    ・カリウム
    欠乏症、過剰症ともになし。

    ・ナトリウム
    欠乏症は食欲不振、吐き気、血液濃縮、筋肉痛など。
    過剰症は細胞内液と外液のバランスが崩れ浮腫、高血圧など。

    ・塩素
    不足すると、胃液の濃度酸度による消化不良、食欲不振など。
    過剰症は高血圧症など。

    ・鉄
    欠乏症は鉄欠乏性貧血、
    過剰症は組織に鉄が沈着することによる血色素症。

    ・銅
    欠乏すると鉄代謝に影響を及ぼし貧血になる。
    過剰症は銅中毒、遺伝によるウィルソン病。

    ・亜鉛
    欠乏症は成長障害、免疫機能低下、味覚異常、性腺や皮膚、肝臓や感覚器の機能低下など。
    過剰症は前立腺肥大のリスクが高まる、銅の吸収阻害による銅欠乏、吐き気、嘔吐、腎障害など。

    ・セレン
    欠乏症は成長障害や筋肉委縮、肝障害、不妊症、免疫力低下などが起こる。
    過剰症は疲労感、嘔吐、腹痛、心筋梗塞、など。

    ・クロム
    欠乏すると耐糖能異常、成長障害、脂質やたんぱく質の代謝異常などが生じる。
    長期間による過剰摂取は嘔吐、下痢、腹痛、腎尿細管障害、肝障害、造血傷害、中枢神経障害などが起こる。

    ・ヨウ素
    欠乏症は甲状腺肥大、クレチン病など。
    過剰症は甲状腺種、甲状腺機能亢進症など。

    ・コバルト
    欠乏症はビタミンB12欠乏症である悪性貧血。
    過剰症は悪心、嘔吐、食欲不振、発疹などがある。

    ・マンガン
    欠乏症は成長障害や骨形成異常、血液凝固能の異常などが生じる。
    過剰症は疲労感、倦怠感、不眠、進行性痴呆症、精神障害、歩行傷害などが起きる。

    ・硫黄
    たんぱく質の摂取が充分であれば欠乏症、過剰症は起こらないと言われている。

    ・モリブデン
    欠乏症は特になく、過剰症は銅排出を促し、銅欠乏症(貧血、動脈硬化、心筋梗塞)が生じる。

    ・フッ素
    欠乏するとう蝕、骨粗鬆症につながる。
    過剰症は斑状歯という疾患や慢性フッ素中毒になる。

    以上、本日はミネラルの欠乏症、過剰症についてのお話でした!
    女性は月経などの影響からミネラルが不足しがちなので、必要に応じてサプリメントなどで補うことがおすすめです。

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