KEYWORDS

「フィッシュオイル」
  • BLOG2020.08.09

    今日は脂質についてお話します。

    脂質は主に3つの種類に分かれています。
    ①単純脂質→中性脂質
    ②複合脂質→リン脂質、糖脂質、リポプロテイン
    ③誘導脂質→ステロイド、脂溶性ビタミン類、脂肪酸

    一般的には中性脂肪を脂肪と呼び、脂肪酸の種類によって脂質の性質に違いがあります。

    脂肪酸の種類は飽和脂肪酸と不飽和脂肪酸(一価不飽和脂肪酸、多価不飽和脂肪酸)があります。
    ・飽和脂肪酸:パルミチン酸、ステアリン酸で肉の脂身やバター、ラード、ココナッツオイルなどに含まれている動物性脂肪、常温で固体。
    ・不飽和脂肪酸:一価不飽和脂肪酸はオレイン酸でオリーブオイルに含まれている植物性脂肪、多価不飽和脂肪酸はn6系(リノール酸などがあり植物性脂肪だがアラキドン酸だけ動物性脂肪、ゴマ油、サラダ油やベニバナ油に含まれる)とn3系(a-リノレン酸、えごま油や亜麻仁油に含まれる植物性脂肪)があり、EPA.DHAは魚油、魚脂。常温で液体。構造上二重結合(二重結合が一つだと一価不飽和脂肪酸、二つ以上だと多価不飽和脂肪酸)。

    ※必須脂肪酸は多価不飽和脂肪酸のリノール酸、リノレン酸とアラキドン酸、EPA.DHAがあり、体内で合成できないため食べ物から必ず摂取する必要がある脂肪酸。欠乏すると皮膚炎や脱毛などが生じる。

    特にn3系のEPA.DHAは脂肪を燃焼させる因子の活動を促進させると言われていて、個人的にも効果を実感しています。
    当プライベートジムでフィッシュオイルを進めるのはそういった理由があるからです。

    脂質の働きとしてはエネルギー貯蔵、体温保持、体の保護などの役割を果たしていて、脂質が胃に入ると胃の消化運動は緩やかになり、胃液の分泌は少なくなるため、食べ物の滞留時間が長くなり腹持ちが良くなります。
    また、体の動きを滑らかにしたり、ホルモンの生成なども行っています。

    脂質は確かに体を作るのに必要な栄養素ですが、1g9㎉もあるため太りやすく、液体として食べ物にしみこんでいることが多いので「食べている」という感覚があまりないです。

    減量のプロであるボディビルの選手たちは筋量をなるべく落とさないように基本的に脂質のコントロールで体を作っています。

    ダイエットにおいて脂質のコントロールはかなり重要ですね!

     

    Like
    Like Love Haha Wow Sad Angry
    1